調理をする際に出てしまう野菜などの川や種、根の部分などをどうしていますか?いつもと変わらず当たり前のように処分しているのではないでしょうか。
野菜が無事に成長し実を付けるためには、強過ぎる日差しや寒さ、害虫などによる病気などからその身を守る必要があります。
その手助けをしてくれるのが種や皮、そして芯や根の部分です。
今回は、高騰に負けず吟味して買った貴重な野菜を、余すことなく使うことで節約につなげる技をお伝えします。
それは上記でお話した普段捨ててしまうのが当たり前な野菜の皮や根、芯などを利用したベジブロスというだしを作って活用する方法です。
作り方は、先述した普段野菜くずとして捨ててしまう皮や芯、根などの表面をよく洗い泥などが付いていない状態にしてから、1Lのベジブロスを作るのであれば野菜くずは両手一杯分に水1300ccを入れ、小さじ1のお酒を加えれば材料は充分です。
もしも野菜のくずが少し足りなければ、和風だしを作る時に使う昆布や煮干しなどを加えれば美味しく出来上がります。
材料を全て入れたお鍋を弱火で20分から30分煮込み、普段だしを取る場合だとアクもきれいに撮ると思いますが、ベジブロスの場合は出て来たアクにも大切な栄養素ファイトケミカルが入っているのでアクもそのままで煮込んで下さい。
粗熱が取れたらざるなどでこして、冷蔵庫で保管すれば活用出来るだしの誕生。
このだしはどんなお料理とも相性がいいので節約だけでなく、新しい旨みの基、そして人の体の健康作りにも役立つファイトケミカルが豊富に含まれているので、是非作っていただき幅広く活用して下さい。